RIYO BOOKS

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主に本の感想文を書きます。海外文学が多めです。

読了-イギリス文学

『ヘンリー五世』ウィリアム・シェイクスピア 感想

こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 百年戦争のアジンコートの戦い(1415年)前後に焦点を当て、イングランド王ヘンリー五世の生涯を描いた史劇。『リチャード二世」、『ヘンリー四世第一部・第二部』に続く四部作の最終作。ヘンリー五世は前作…

『ヘンリー四世 第二部』ウィリアム・シェイクスピア 感想

こんにちは。RIYOです。続いて第二部です。 第一部最終幕で描かれた作品全体の祝祭的な印象からは大きく変わり、第二部は悲劇的な空気に包まれて進行していきます。冒頭で全身に舌を纏った口上役の「噂」が登場し、人の噂がどれほど信憑性に乏しいかを語り、…

『ヘンリー四世 第一部』ウィリアム・シェイクスピア 感想

こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 ヘンリー四世の治世は貴族の叛乱と鎮圧に明け暮れた。そのかたわらで放蕩息子の王子ハルは、大酒飲みのほら吹き騎士フォルスタッフとつるんで遊び歩くが、父の忠告に一念発起し、宿敵ホットスパーを執念で討…

『リチャード二世』ウィリアム・シェイクスピア 感想

こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 イングランド国王リチャードは、宿敵である従兄弟ボリングブルック(のちのヘンリー四世)を追放したあげく、その父ジョン・オヴ・ゴーントの財産を没収する。しかし、復権をねらって戻ってきたボリングブル…

『アグネス・グレイ』アン・ブロンテ 感想

こんにちは。RIYOです。今回の作品はこちらです。 家産の傾いた牧師館の娘として生まれ、家庭教師をすることになったアグネス。しかしその屋敷は、あまりに乱暴な子供たちと、子を溺愛し勝手なことばかり言うモンスター・ペアレンツの魔の巣窟だった!孤軍奮…

『高慢と偏見』ジェイン・オースティン 感想

こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 十八世紀末イギリスの田舎町。ベネット家の五人の子は女ばかりで、母親は娘に良縁を探すべく奮闘中。舞踏会で、長女ジェインは青年ビングリーと惹かれ合い、次女エリザベスも資産家ダーシーと出逢う。彼を高…

『ヘンリー六世 第三部』ウィリアム・シェイクスピア 感想

こんにちは。RIYOです。続いて第三部です。 第二部最終幕で映し出されたイギリス内乱の様相は、ヨーク家とランカスター家の争いが次々に生み出す互いの憎悪を、どこまでも激しく連鎖させて血に塗れた戦闘を繰り広げていきます。 ヨークが強引に手に入れた玉…

『ヘンリー六世 第二部』ウィリアム・シェイクスピア 感想

こんにちは。RIYOです。続いて第二部です。 第一部最終幕でのヘンリー六世とマーガレットの婚姻は、不安の影を落としながら宣言されました。本作はシェイクスピアが歴史的な人間の言動をもって普遍的な人間像を描こうとしたことからも、この展開は物語に非常…

『ヘンリー六世 第一部』ウィリアム・シェイクスピア 感想

こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 百年戦争とそれに続く薔薇戦争により疲弊したイングランドで、歴史に翻弄される王へンリー六世と王を取り巻く人々を描く長編史劇三部作。敵国フランスを救う魔女ジャンヌ・ダルク、謀略に次ぐ謀略、幾度とな…

『緋色の研究』アーサー・コナン・ドイル 感想

こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 文学の知識─皆無、哲学の知識─皆無。毒物に通暁し、古今の犯罪を知悉し、ヴァイオリンを巧みに奏する特異な人物シャーロック・ホームズが初めて世に出た、探偵小説の記念碑的作品。ワトスンとホームズの出会…

『無心の歌』『有心の歌』ウィリアム・ブレイク 感想

こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 ロマン主義の先駆けとして知られるウィリアム・ブレイク(1757-1827)は、靴下商を営む父親のもとに生まれ、幼い頃から溢れる詩才を垣間見せていました。窓から覗き見る神の姿、庭の木に舞い降りる天使たち…

『ペリクリーズ』ウィリアム・シェイクスピア 感想

こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。

『尺には尺を』ウィリアム・シェイクスピア 感想

こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。

『恋の骨折り損』ウィリアム・シェイクスピア 感想

こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。

『嵐が丘』エミリー・ブロンテ 感想

こんにちは。RIYOです。今回の作品はこちらです。 寒風吹きすさぶヨークシャーにそびえる〈嵐が丘〉の屋敷。その主人に拾われたヒースクリフは、屋敷の娘キャサリンに焦がれながら、若主人の虐待を耐え忍んできた。そんな彼にもたらされたキャサリンの結婚話…

『園丁』ラドヤード・キプリング 感想

こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 キプリングはその短篇の多くにおいて超自然的なものに接近しているが、それはポーの短篇とはちがって、徐々に明らかになるといった底のものである。本巻のために選んだ短篇のうちで、おそらく私がいちばん心…

『アテネのタイモン』ウィリアム・シェイクスピア 感想

こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。

『シンベリン』ウィリアム・シェイクスピア 感想

こんにちは。RIYOです。今回の作品はこちらです。

『ウィンザーの陽気な女房たち』ウィリアム・シェイクスピア 感想

こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。

『ハイ・ライズ』ジェイムズ・グレアム・バラード 感想

こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 ロンドン中心部に聳え立つ、知的専門職の人々が暮らす、新築の40階建の巨大住宅。1000戸2000人を擁し、マーケット、プール、ジム、レストランから、銀行、小学校までを備えたこの一個の世界は事実上、10階ま…

『終わりよければすべてよし』ウィリアム・シェイクスピア 感想

こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。

『ヴェローナの二紳士』ウィリアム・シェイクスピア 感想

こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。

『タイタス・アンドロニカス』ウィリアム・シェイクスピア 感想

こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。

『いさましいちびのトースター』トーマス・M・ディッシュ 感想

こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 だんなさまは、いったいどうしたんだろう?森の小さな夏別荘では、主人に置き去りにされた電気器具たちが不安な日々を送っておりました。ある時ついにちびのトースターが宜言します。「みんなでだんなさまを…

『春にして君を離れ』アガサ・クリスティー 感想

こんにちは。RIYOです。今回の作品はこちらです。 優しい夫、よき子供に恵まれ、女は理想の家庭を築き上げたことに満ち足りていた。が、娘の病気見舞いを終えてバグダッドからイギリスへ帰る途中で出会った友人との会話から、それまでの親子関係、夫婦の愛情…

『不思議の国のアリス/鏡の国のアリス』ルイス・キャロル 感想

こんにちは。RIYOです。今回はこの二作品です。 ある昼下がりのこと、チョッキを着た白ウサギを追いかけて大きな穴にとびこむとそこには……。アリスがたどる奇妙で不思議な冒険の物語は、作者キャロルが幼い三姉妹と出かけたピクニックで、次女のアリス・リデ…

『タイム・マシン』ハーバート・ジョージ・ウェルズ 感想

こんにちは。RIYOです。今回の作品はこちらです。 時間飛行家は八十万年後の世界からもどってきた。彼が語る人類の未来図は、果して輝かしい希望に満ちたものだったろうか?──文明への苦い批評をこめて描く、ウエルズ不朽の古典的傑作。 ハーバート・ジョー…

『ビヒモス』トマス・ホッブズ 感想

こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 『リヴァイアサン』で知られるホッブズの政治論はいかに構築されたか。その基盤となる歴史観を示す、著者晩年の代表作。世代の異なる対話形式で一六四〇-五〇年代のイングランド内戦の経緯をたどり、主権解…

『ジェーン・エア』シャーロット・ブロンテ 感想

こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 孤児として、伯母に育てられたジェーンは、虐待され、ローウッド寄宿学校にいれられる。そこで八年を過した後、広告を出し家庭教師として赴いた先に居たのは子供と家政婦だけだった。散歩の途中助けた人物こ…

『サー・トマス・モア』ウィリアム・シェイクスピア 他 感想

こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。

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