RIYO BOOKS

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主に本の感想文を書きます。海外文学が多めです。

2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧

シェイクスピア作品感想リスト

シェイクスピアは色彩豊かで多様な作品を数多く遺しました。彼の戯曲は、さまざまな人間関係や文化を交えて、数多の解釈を生み出し、現代でも熱心に研究が進められています。さらには、現代の科学技術を用いて、新たな発見が次々に認められています。そして…

『タイム・マシン』ハーバート・ジョージ・ウェルズ 感想

こんにちは。RIYOです。今回の作品はこちらです。 時間飛行家は八十万年後の世界からもどってきた。彼が語る人類の未来図は、果して輝かしい希望に満ちたものだったろうか?──文明への苦い批評をこめて描く、ウエルズ不朽の古典的傑作。 ハーバート・ジョー…

『牡丹燈籠』三遊亭圓朝 感想

こんにちは。RIYOです。今回の作品はこちらです。 旗本の娘お露の死霊が、燈籠を提げカランコロンと下駄を鳴らして恋人新三郎のもとに通うという有名な怪異談を、名人円朝の口演そのままに伝える。人情噺に長じた三遊亭圓朝が、「伽婢子」中にある一篇に、天…

『もしもし(VOX)』ニコルソン・ベイカー 感想

こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 全編これ二人の男女の電話の会話からなるおかしなおかしな「電話小説」。しかもこの電話は会員制のセックス・テレホン。二人は想像力の限りをつくして自分たちが何にいちばん興奮するかを語り合う!全米でベ…

『カラーパープル』アリス・ウォーカー 感想

こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 20歳の娘セリーは、名も知らないミスター**のもとへ嫁がされ、夫の暴力の下で毎日を耐えていた。愛する妹はセリーの夫に襲われ、失意のままアフリカへ渡った。アフリカン・アメリカン社会の差別、暴力、神…

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