RIYO BOOKS

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主に本の感想文を書きます。海外文学が多めです。

2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

『時のざわめき』オシップ・E・マンデリシュターム 感想

こんにちは。RIYOです。 今回はこちらの作品です。 ソビエトの闇に深く閉じ込められ、不当で非業の死を遂げたオシップ・E・マンデリシュターム。彼の残した、残すことができた僅かな作品の一つである『時のざわめき』です。 『時のざわめき』は、過去につい…

『ドリアン・グレイの肖像』オスカー・ワイルド 感想

こんにちは。RIYOです。 今回の作品はこちらです。 19世紀末に発表され、幾度も映画化された名作、オスカー・ワイルド(1856-1900)の『ドリアン・グレイの肖像』です。代表作『サロメ』も大変有名です。 舞台はロンドンのサロンと阿片窟。美貌の青年モデル…

『もうすぐ絶滅するという紙の書物について』U・エーコ & J=C・カリエール 感想

こんにちは。RIYOです。 今回は対談本です。 フランスの劇作家・脚本家であるジャン=クロード・カリエールと、イタリアの記号論大学教授でありベストセラー作家であるウンベルト・エーコが、「紙の書物」に関して存分に語り合います。時に熱く、時に物悲し…

『ゴドーを待ちながら』サミュエル・ベケット 感想

こんにちは。RIYOです。 今回はこちらの作品です。 パリで初演された1953年より数多の議論と論考が行われてきた、アイルランド出身の劇作家サミュエル・ベケットの代表戯曲『ゴドーを待ちながら』です。世界的な「不条理演劇」の代名詞として語られる作品で…

『エウロペアナ』パトリク・オウジェドニーク 感想

こんにちは。RIYOです。 今回の作品はこちらです。 チェコの現代作家パトリク・オウジェドニークの問題作『エウロペアナ 二〇世紀史概説』です。2015年「第一回日本翻訳大賞」受賞作品です。 二〇世紀ヨーロッパの歴史を、さまざまな数字、スローガン、噂な…

『ロボット』カレル・チャペック 感想

こんにちは。RIYOです。 今回はこちらの作品です。 チェコの作家、ジャーナリストとして活躍したカレル・チャペックの『ロボット(R.U.R)』です。激動の時代、激動の国を生き、幅広い文学作品を世に発表しました。 ロボットという言葉はこの戯曲で生まれて…

『ブラック・コメディ』ピーター・シェーファー 感想

こんにちは。RIYOです。 今回の作品はこちらです。 イギリスの劇作家、ピーター・シェーファーの傑作戯曲『ブラック・コメディ』です。劇団四季でも「ストレートプレイ」で上演され、好評を博しました。 まず舞台は暗闇、しかし、舞台上の人物は何の不自由も…

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