RIYO BOOKS

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主に本の感想文を書きます。海外文学が多めです。

読了-ギリシャ哲学

『自省録』マルクス・アウレリウス 感想

こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 アウレーリウスはローマ皇帝で哲人。蕃族の侵入や叛乱の平定のために東奔西走したが、わずかにえた孤独の時間に自らを省み、日々の行動を点検し、ストアの教えによって新たなる力を得た。本書は静かな瞑想の…

『怒りについて』ルーキウス・アンナエウス・セネカ 感想

こんにちは。RIYOです。 今回はこちらの作品です。 古代ローマにおける屈指のモラリストであり、死の間際まで徳を積み続けたルーキウス・アンナエウス・セネカの初期の著作『怒りについて』です。 ネロー帝に仕える宮廷の生と自決の死ーー帝国の繁栄と矛盾し…

『国家』プラトン 感想

こんにちは。RIYOです。 今回の作品はこちらです。 西洋哲学の核になる人物であり、以後の哲学者たちへ影響を与え続ける古代ギリシャの哲人プラトン。彼の師であるソクラテスを語り手とし、対話形式で進められる多くの主著のひとつ『国家』です。 ソクラテス…

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