RIYO BOOKS

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主に本の感想文を書きます。海外文学が多めです。

2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧

『にんじん』ジュール・ルナール 感想

こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 にんじん色の髪の少年は、根性がひねくれているという。そんなあだ名を自分の子供につけた母親。それが平気で通用している一家。美しい田園生活を舞台に繰りひろげられる、残酷な母と子の憎みあいのうちに、…

『デカブリストの妻』ニコライ・ネクラーソフ 感想

こんにちは。RIYOです。今回の作品はこちらです。 十九世紀、ツァーリの圧政に抵抗し酷寒のシベリアへ流されたデカブリスト。その妻たちの美しい愛情をうたい上げた長篇叙事詩。 十六世紀より続いた皇帝(ツァーリ)による専横政治によって、ロシアでは上流…

『深い河』遠藤周作 感想

こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 愛を求めて、人生の意味を求めてインドへと向う人々。自らの生きてきた時間をふり仰ぎ、母なる河ガンジスのほとりにたたずむとき、大いなる水の流れは人間たちを次の世に運ぶように包みこむ。人と人との触れ…

『終わりよければすべてよし』ウィリアム・シェイクスピア 感想

こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 前伯爵の主治医の遺児ヘレンは現伯爵バートラムに恋をしている。フランス王の難病を治して夫を選ぶ権利を手にし、憧れのバートラムと結婚するが、彼は彼女を嫌って逃亡、他の娘を口説く始末。そこでヘレンが…

『ヴェローナの二紳士』ウィリアム・シェイクスピア 感想

こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 本作『ヴェローナの二紳士』は、シェイクスピアが執筆した最初の喜劇と言われています。劇中には、女性の男装や情欲の森など、彼が後の作品に活かす発想が随所に現れています。舞台となるイタリア北部にある…

『タイタス・アンドロニカス』ウィリアム・シェイクスピア 感想

こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 ローマの帝位継承権を争う前皇帝の息子兄弟。そこにゴート人との戦いに勝利したタイタス・アンドロニカスが凱旋帰国し、市民の圧倒的支持により皇帝に推薦されるが……。男たちの野望に、愛情・復讐心・親子愛…

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